地域住民の年齢構成 | 【地域住民の年齢構成(令和2年10月1日現在)】 0~14歳:10.07% |
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地域医療に対する取り組み |
遠野市は、県都盛岡市から南東に約76kmの南東部に在り、東は釜石市・大槌町、西は花巻市、南は奥州市・住田町、北は宮古市川井(旧川井村)と接しています。面積は825.97k㎡であり、東京都23区の面積(627.57k㎡)より広くなっています。 また、温泉郷で有名な花巻市からは東に約50km、車で1時間走ると全国的にも有名な"民話のふるさと遠野"が在り、訪れた人に郷愁を漂わせます。 遠野病院は、遠野市を中心とし、隣接の花巻市大迫町と住田町の一部を含む地域を主な診療圏としており、当該地域の人口約3万人を対象とした総合病院として位置づけられております。その歴史は古く、大正15年9月に地域三氏の合資により遠野病院として開設され、その後、幾多の変遷を経て昭和25年11月に県に移管され、「県立遠野病院(50床)」として開設。昭和41年2月には総合病院としての名称使用が承認されました。昭和55年3月には、鉄筋コンクリート造り5階建て、225床の当時では近代的な病院として移転新築を行っております。62年5月には一般9床が増床され、234床の地域総合病院として確立しました。約30年も前から高齢者の在宅医療に着目し、市行政とともにこれに取り組んできました。 |
自治体からの支援状況 |
遠野市では医師確保対策事業に力を入れており、平成19年度からは、県立遠野病院に勤務する常勤医師に、遠野テレビ・インターネットの敷設費用の補助や学会等研修費用の補助など、ユニークな取り組みを行っています。 |
臨床研修医の受入態勢 |
東北大学病院、岩手県立中央病院、岩手県立中部病院、岩手県立胆沢病院及び岩手県立大船渡病院の協力型病院となっています。また、新しい専門医制度に関しては、東北大学病院、岩手医科大学附属病院、岩手県立中部病院等が基幹施設として作成しているプログラムの連携施設として登録しています。毎年、医学生さんが在宅医療などの「地域医療研修」に来たりしています。 |