岩手県立遠野病院のホームページにアクセスしていただき有り難うございます。令和5年4月1日付けで病院長を拝命しました鈴木 雄と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
当院は大正15年から始まる歴史ある病院です。現在、遠野市はもちろん、隣接する大迫、住田町を含めた地域を診療圏とし、16床の地域包括ケア病床を含む、122床で運営しております。
常勤医は10人未満で推移しておりますが、岩手医大、東北大、県立中央病院、県立中部病院、県立胆沢病院、公益財団法人岩手県予防医学協会など、近隣の病院から応援いただき、専門外来も含めて、数多くの診療科を標榜し最新の医療機器の導入など、日々進化を続けて参りました。
全国的に高齢化が進んでおりますが、当地は特に高齢化が進んだ地域で、高齢化率41%と全国平均よりも10ポイントほど高くなっております。従いまして、高齢化に対するケアが最優先課題と認識しております。急性期から慢性期へ移行患者の受け入れや地域包括ケア病床での在宅・生活支援、レスパイト入院などにこれからも対応して参ります。
病院の行動指針でもある、Heartwarming(心を込めて)、Aggressive(積極的)、Active(活動的)、Academic(学究的)に地域医療のために、尽力したいと考えております。
安心・安全な入院治療とスムーズな入退院を実現に対応できるように努力しております。地域の皆様に支えられ、地域に貢献できる病院を目指して、職員一同、精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
医師、その他メディカルスタッフとして遠野病院の仲間になってくれる方は大歓迎です。病院見学、学生実習を考えている方も、市内には多くの魅力的な文化・伝統がありますので、観光を兼ねて是非ともお立ち寄りください。